4月に転職し晴れて正社員となった私。半年間がむしゃらに頑張ってきたツケが回ってきたのか10月中頃から突如不眠気味に…。睡眠薬を飲むほどでもない、でも症状を改善したい。そんな私が今回手に取ったのが漢方の加味帰脾湯。期待される効果や値段などをレポしていきます。
目次
不眠にアプローチ・加味帰脾湯(かみきひとう)とは
まずは加味帰脾湯の説明から。
加味帰脾湯とは、不安やストレスからくる不眠にアプローチする漢方薬のこと。
対象となるのは
- 体力中等度以下
- 心身が疲れ
- 血色が悪い
- ときに熱感を伴うものの次の諸症:貧血、不眠症、精神不安、神経症
とされています。
引用:クラシエ漢方セラピー
どうして不眠になったのか
私は元々真面目な性格で、責任感が強いタイプ。
4月に転職してからは、あの時こうすればよかったな、何であんな失敗をしてしまったんだろう、という変えられない過去を後悔したり、明日の〇〇は大丈夫かな?とまだ来ぬ未来に不安を感じるというような日常を繰り返していました。
なんとなく、心の疲弊を感じつつも、ついつい頑張ってしまう私。
きっと、心の声を聞かずに蓋をすることで、毎日を乗り切っていたんだと思います。
そんな毎日を送っていたら、それはやはり身体にくるわけで。。。
初期症状はあまり美味しくご飯が食べれないな〜というところからスタート。
なんだか胃が痛いな、今日はご飯食べたくないと思う日も多く、美味しくご飯を食べるというよりは生きるために食事をする、という事が増えてきました。
食欲不振からネガティブ思考まっしぐら
食欲不振というのは、つまり食べる喜びや幸せを感じれないということ。人って3度の食事で、「美味しいな」とか、「みんなで食べれて嬉しい」とか幸せを感じれていると思うんですよね。
少なくても私はそうでした。
食事が楽しめない=3回の幸せを失ってしまう
そうなると、一つ一つ幸せが減っていって、ネガティブ思考まっしぐら!
週末でさえ、仕事の夢を見るようになってしまったんです。
段々とうまく眠れなくなり、途中覚醒・入眠障害が続く日々…
1日2〜3時間眠れたらラッキーというくらい、睡眠に対するハードルが上がりまくってしまいました。
不眠に効果がある漢方ってあるの?
眠たいのに眠れない。。不眠ほど辛いものはありません。
だからといって、心配性な私に不眠薬は少しハードルが高い。。。
そこで、いろいろ調べたところ、なんと不眠にアプローチする漢方があるではないですか!
不眠にアプローチする漢方薬として、私は以下5つに絞ることにしました。
漢方薬名 | 症状 |
半夏厚朴湯 | のどのつかえ感、不安神経症に |
桂枝加竜骨牡蛎湯 | ささいな事が気になる方の神経質、神経症に |
抑肝散加陳皮半夏 | 周りにあたってしまう・怒りっぽくなってきた方に |
柴胡加竜骨牡蛎湯 | ストレスなどでイライラする不眠症の方に |
加味帰脾湯 | 貧血や疲れやすい方の不眠症に |
こうやって調べてみると、不眠にアプローチする漢方薬がたくさんあることがわかります。
しかも、それぞれどんな原因から不眠になっているのか、その諸症状によって選べるのがグッドポイントです。
桂枝加竜骨牡蛎湯と悩んだのですが私は貧血気味、疲れやすい体質なので、加味帰脾湯を今回はチョイスしました。
味は美味しくない、でも私は不眠改善しました
加味帰脾湯は、漢方なのでもちろん美味しいものではありません。
それでもゲキまずとまではいかないので、粉薬嫌いの私もすんなり飲むことができました。
1日1包夜に必ず飲んでいますが3週間目の今は正直すっごく眠れています。
おまけに、毎月来る生理前のイライラが今回は全くなかったのですが、これはおそらく加味帰脾湯のお陰ではないかなと思っています。
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漢方薬だけではない。不眠改善で私が試したこと。
漢方だけで不眠が治ったか。そいう言われると答えはNOです。
それは、この不眠の原因は私自身の中にあるものだと感じたからです。
漢方薬である加味帰脾湯は私のマインドを変えるお手伝い、スーパー補助役としてフルパワー発揮してくれたと思っています。
次回は私が不眠を治すために試したことをお伝えしようと思います。